メガネのレンズの話 その2

以前メガネレンズの用途別に3つあるとつぶやきましたが、今回はその一つ単焦点レンズについてつぶやきます。

単焦点レンズとは、字のごとく焦点(ピントが合う所)が1カ所のレンズです。
個人差はありますが、40歳くらいまではこのレンズで手元から、遠方まですべて見渡せます。
40歳以降の方は、一般的に遠く用、近く用など使用目的に合わせてお使いいただく事が多くなります。
前回、「遠近両用でしたら遠方から近方までスムーズに見ることが出来ます」と説明しましたが、使用目的によっては単焦点レンズの方が使いやすい場合もあります。
たとえば読書。長時間近方のみご覧になる場合、やはり近方専用メガネの方が楽に見えます。たとえばドライブ。長時間遠方のみご覧になるには、遠方専用メガネが使いやすいです。
但し、読書用専用メガネでは、そのまま顔を上げたとき、掛け時計の時間が見えなかったり、テレビ画面が見えなかったりします。ドライブ用メガネで地図は見えにくいし、スピードメーターなどの計器類も場合により見えづらくなります。
そのほか、ご趣味・お仕事・生活環境など様々な条件で最高に使いやすいメガネが決まっていきます。

このように、長所・短所がありますので、メガネ専門店のアドバイザーとじっくりご相談いただき、最高のメガネをご使用ください。