最近新聞でこんなほんまでっかの記事を発見しました。
「聴力低下は、認知症になりやすい」
理由は、「聞き取りにくいため周囲から孤立しがち」だそうです。
ここで、聴力について少しお話しします。
ご存知の方も多いと思いますが、音は耳の中のカタツムリのような機関(蝸牛)で、電気信号に変えて脳に送ります。この蝸牛、入り口で高音・奥で低音を拾います。当然高音部分は常に刺激を受けるためダメージを受けやすくなり、高音部がダメージを受けると音の子音(さ→sA s子音 A母音)が聞きずらきなります。たとえばNHKの朝ドラ「あさがきた」を例にしますと、
「あさがきた」(ASAGAKITA(ローマ字表記) 子音SGKT) 子音が聞こえないと(AAAIA(ローマ字表記))「あああいあ」と聞こえてしまいます。これでは何を言っているのかさっぱりわかりませんよね。これが難聴の方がよく言われる「音は聞こえるが何を言っているのかわからない」現象です。さらに厄介なことにこの状態をほっておくと音を言葉として理解する脳の働きが低下します。
もちろん補聴器で音を入れ、リハビリを行えば徐々に聞えが戻って来る場合もありますが、それまでとっても大変。そこで海外では最近「予防のための補聴器」という考えがあるそうです。少しでも聞えに疑問を感じたら専門家に相談。早期のうちに補聴器を付けることにより、聞こえづらさの進行を遅らせようという考え方です。
聞えに疑問のある方ぜひご相談ください。デモ用の補聴器もございますのですぐにお試しいただけます。
最近なぜかAKBの歌を覚えてしまったクマ店長でした。